コラボ 4月5日(日) 熊本の自然庵(じねんあん)

 夜7時から自然庵(じねんあん)という葬礼ホール。

 会場は音楽にはもってこいの響き。
 予想より多く、140人の入り。
 圓窓[叩き蟹]。セロとピアノ・有泉夫妻。コラボ[セロ弾きのゴーシュ]。

 開会の挨拶をした、ががんぼ俳句会の高橋さん。
 その中に挨拶句が披露された。
  セロの夜しだれざくらに母を見る
  セロ弾くや桜の下に泉湧き
  まんまるの窓より見やる桜かな
  圓窓や圓窓ゆえの花吹雪
  
 あたしも負けずに、楽屋で一句。
  大仏の頬にががんぼ飛び着きぬ

 [叩き蟹]の公演中、気が付いた。高座は広いステージにある。
 468ながせ屋と比べると、高さは同じくらいだが、広めである。
 そのステージの両サイドに隠れるようにして口演を聞いている者がいる。
 あたしが落ちで「これを聞いていた蟹がツツツツッときて、『{指を広げて
鋏に見立てて}使ってくださいな』」と言って頭を下げると、左右から素早く
あたしに寄ってくると、「大丈夫ですか?」と言う。
 思わず、「まだ落ちてないよ」と言ってしまった。
 先の会場であたしの落下事件があったので、待機してくれたのであった。
 すまない、、、、。

 8年前、熊本の落語長屋に出演したとき、主催の上田先生に習っている
という小四の男の子が、「今では高校2年になりました」父親と一緒に
挨拶にきてくれた。
 確か、あの折、あたしの高座の前に前座かわりに上がって、[ぞろぞろ]を
口演した子。あたしは客席で聞いて、彼が終ってからあれこれコーチをして
やった覚えがある。
 彼はこの先、東京の大学に行くつもりだという。がんばれ。

 終わってから、「セロ弾きのーー」に泣きました、という感想を聞いたのは
嬉しかった。
 
 終わって「鶴重」で打上げ。
 一番に到着。二階の奥の部屋に入ると、「窓を開けてみてください」と
言われ、開けると、目の前がたわわな桜。牡丹桜というそうだ。
  開け放つ窓に溢るる桜かな
  開け放つ窓に牡丹桜かな

この記事へのコメント

岩木 茂
2009年04月11日 11:51
師匠、熊本での熱演ありがとうございました。
ががんぼ俳句会の高橋です。俳号を“岩木 茂”と申します。
お身体の痛みはその後、ありませんか? 4,5日あとに症状が出ないか、皆で心配しておりました。
師匠、そして有泉ご夫妻には、素晴らしい桜吹雪の夜を戴きました。
友人からも“本物に触れる事は心を解放してくれる”とメールをもらいました。

  圓窓の肩先に降る夕ざくら    茂

御身、ご自愛ください。
また、お会いできる日を楽しみにしております。
圓窓
2009年04月11日 23:54
岩木茂さんへ。

>> ががんぼ俳句会の高橋です。俳号を“岩木 茂”と申します。

  ほうほう、、、、。
>> お身体の痛みはその後、ありませんか? 4,5日あとに症状が出ないか、皆で心配しておりました。

  もう四、五日、無事ですので、大丈夫でしょう。

>> 友人からも“本物に触れる事は心を解放してくれる”とメールをもらいました。

 やはり、ライブですよ、何事も、、、、。

>> 圓窓の肩先に降る夕ざくら    茂

 夜桜、夕桜も結構でしたね、、、。

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