聞かせっ子連 2015・2・21(土)深沢亭の発表会、晴れ、73キロ

 聞かせっ子連・深沢亭の

 第3回 発表会。世田谷区立深沢小学校の試聴覚室。

 新井校長、この聞かせっ子連へ入連の挨拶。
 「あたしは児童の弟弟子です」と。

 宝斗(ぼうと)、あーや、ジュンジュ、ゲンゲ、児童の小咄。
 みなが、しっかりと上下の目線を身に付け、落ちをおやかした。
 結果、大きな反応を児童も実感したことだろう。

 朝夕(ちょうせき)[東京都の駄洒落]、口調を歌うような感覚で出来ればなお良し。
 倉寿(くらす)[平林]、実に細かく丁寧は展開に仕上げた。
 皆女(みなめ)[鬼の涙]、鬼にも人にも情は通じることを実証したみたい。
 深女(ふかじょ)[元犬]、口演する姿勢がきれいに安定してきた。

 指導口演圓窓[釜泥]。

 ここの学校の校長が入連してくれたのは、実に嬉しい。
 圓窓落語指南所へ現役の校長が稽古に参じるとなると、第1号である。
 記念すべき日でもある。

 この聞かせっ子連・深沢亭で稽古をしているのは、児童、読み聞かせの母親、
地域の人々、それに校長だから、学校そのものが「教育に落語は必要」と
動き出してくれているようなものだ。
 この先、ここから、よい人間が世に飛び出して行ってくれることだろう。
 なにしろ、校舎の玄関には幕末三舟の一人、山岡鉄舟の扁額がある。

 打ち上げの席で、校長からこんな話を聞いた。
 「卒業式を控えて、卒業するであろう児童6人ずつと校長室で一緒に、毎日、
給食を食べて歓談をすることにしている。子たちを知っておいた方が卒業式も思い出が
増すであろうから。中には、『一緒に給食を食べて、どんな意味があるんです?』と
質問をしてくる子もいてねぇ。理由を話したら、黙って食べてましたがね」

 聞いていて思った。
 たぶん、この校長。会話も上手だろう。きっと噺も巧くなる。楽しみ。

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