日暮 2013・12・29(日)夢。曇り、71キロ

 昨夜、妙な夢を見てしまった。

 談志さんの出てくる夢なのである。
 生前を振り返っても、談志さんの夢を見た記憶は一度もない。
 このところ、あたしに心を重くすることが起っていないこともないので、そのせいだろうか。

 その夢とは…。
 とあるどこかの仕事場で談志さんと一緒になった。
 楽屋で芸談を始めた。機嫌はいいようで、なかなか止まらなかった。
 内容は忘れたが、あたしが質問をすると、それを材料として口角泡を飛ばしていた。

 突然、「6時半までに上野に行かなくては」と言って立ち上がった。
 「もう6時ですよ。とても間に合いませんよ」とあたしも立ち上がった。
 「車で来ているから運転してくれ」と言う。談志さんが運転するなんて聞いたことはない。
 
 でも、外へ出ると車が待っていたかのように、止まっている。
 「運転、出来るんですか?」「そんなことは問題じゃない。あんたが運転すればいいんだよ」
「今日は、免許持ってないですよ」「じゃ、電車で行こう」

 最寄の駅が日暮里になっている。
 切符を買ったか、どうか、シーンはなかったが、二人は足早に階段を上がった。
 と、階段の途中に500円玉が落ちている。
 あたしが、それを拾うと同時に、上から下りてきた人とぶつかった。
 500円玉があたしの手から飛び出して階段を転がったいく。それをあたしが追う。
 
 と、ぶつかった相手は「俺の500円玉だ」と言う。
 「それはどうだか、わからない。とにかく駅員に渡そう」とあたしも言い張った。
 二人で駅の事務室に行くと、なんと!!

 そこに談志さんがいて、「どこにいたんだ。電車を二台やり過ごしたぞ」と怒っている。

 さっさと乗っていけばいいと思ったが、待っててくれたという、談志さんにこんな優しさがあったのか、
不思議でならなかった。

 夢はここで終っている。
 なにかいやなことが起こらなければいいのだが、、、、。

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