落語の授業 2015・3・11(水)三宿中学校。晴れ、71キロ

 落語の授業、

 世田谷区立三宿中学校3年100人ほど。吉窓[狸の札]。圓窓「扇子の仕種」

 担当の教師が「出囃子はどうしましょう」と訊きにきたので、「今日は演芸会ではなく、
授業ですのでいりません」と断わる。

 冒頭、生徒(男子)の代表が司会役なんだろう、始めの言葉を言うことになっていたらしく、
自分で書いたのであろうかメモを取り出して読み始めたので、あたしはそれを
取り上げて「読まずにやろうよ」と薦める。
 彼はムカッとした顔で「これから落語家のーーーー」と始めた。
 「ほら、出来るじゃないか」と褒めた。

 「話すとき 聞くとき 目と目」「挨拶も目を生かして」はコミニケーションの大事な要素。
 落語にはそれらが含まれている。
 今日は演芸会ではない、落語の授業だ、と力説。

 最後のお礼の言葉も彼の役目だったが、今度はメモを手にせず、しっかりと言えた。

 メモを読んで、トチルことなく言ったほうがいいのか、それとも、不安定だがメモを見ずに
言ったほうがいいのか、改めて考えてくれたら、落語の授業をやった甲斐があるというものだ。

 今日の落語の授業は、深沢小学校であたしから落語の手解きを受けているジュンジュさん
(小五)のお母さん(教師)の勤務先が当校ということで、出向いた。

 参観の方々も複数いた。
 終ってすぐに「来年も」と、来期、三年を担当するであろう教師から声があった。
 校長からも「来年も」と頼まれた。

 あたしの自論「なぜ教育に落語が必要か」を理解してもらえて、嬉しい落語の授業であった。

この記事へのコメント

梅朝
2015年03月13日 09:37
師匠!
さすがです。教員の僕より教師らしいです。僕の目指す授業の形を示していただき感謝しています。
僕のほうがまだ見せるだけにとどまっていることが多いです。それだけで見せないよりいいですが、もっと突っ込んでいきます。
圓窓
2015年03月31日 10:37
梅朝(ばいちょう)さんへ。

>> さすがです。教員の僕より教師らしいです。僕の目指す授業の形を示していただき感謝しています。

 教師に褒められるとは、、、、(笑)

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