高座 2013・5・5(日)愛知県大府市延命寺、晴れ、68,5キロ

 延命寺ご開帳での口演。

 17年に一度のご開帳。17,34、51、68、85、102ということで、平均寿命を
保つとすれば、ご開帳と接する回数も多くなる。
 仮に、五十年に一度のご開帳だと、住職さえ見ることもできないという可能性もある。

 17年前、名古屋の含笑長屋の住人の山崎健一さんの紹介で、あたしが出向いたらしい。
 大府駅に着いてから、その時のことがじわじわと思い出された。
 この地は溜池の多い所。現在でも池は各地にあり、駅前の案内図を見て、
鴨池を目指して歩いたが、出っくわさない。
 二キロ以上は歩いた所にスーパー ドミーがあったので、入って、喉飴、ビスケット、
南京豆を選んで、レジの女の子に「近くに池はなぁい?」と訊くと、「沢山ありますよ」という返事。

 「この桃山の近くにあるそうで?」「二つ池ですか?」
 あたしの認識した名と違う。
 「市役所の正面口にありますが」「そこへ行ってみます」「なにしに?」「見たいの」
「見るほどの池袋ではありません」
 とにかく、また歩き出して、市役所へ。

 着くと、なるほど、レジの女の子に嘘和なかった。見るほどのものじゃない。
 立札があって、読んで見ると、「昔は雨兼池」「雨金池」と言われた溜め池で、
ほとんど埋め立てられ、修景池(あるいは、地?)として名残りを納めている」とある。

 長屋の裏の溝のようなものであった。溝よりはきれいだったが。
 目高が泳いでいたのをしばらく見続けた。

 あと、延命寺に電話してタクシーで迎えに来てもらった。
 記憶が少しずつ蘇ってきた。
 17年前のご開帳のときにも、あたしはここへ来たんだ。
 天台宗なので、比叡山の中興の祖、元三大師の像が安置されていた。
 
 この元三大師は若くして異性にほれられたが、修業の邪魔になるからと、
故意に己の顔に傷を付けて、女を遠ざけたという。
 逸話は、住職から聞かされた。一席にしたいなぁぁ。

 本堂の本尊は延命地蔵菩薩。客殿には阿弥陀像があった。
 19時から20時30分までの一時間30分。声が疲れた。
 仏笑噺から[鶴]

 21時48分ののぞみに乗れたので帰路。
 車中、落語カルタの句を作る。

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