扇子っ子連 2011・10・2(日)千早亭の発表会。曇り、68,5キロ

 扇子っ子連・千早亭の第2回発表会。

 会場は千早地域文化創造館。
 第2回の会になる、、。

 ワッフル[ういろう売り]。
 見事に演ってくれた。あたしの自作自演の予定で創作したものであったが、
自分にはういろう売りの口上の早口言葉は無理と判断して、お蔵入りにして
しまった創作であった。
 そういう作品に歌舞伎好きで日舞の稽古もしているワッフルがトライしてくれた
んだから、あたしにとっては感動ものだ。
 彼女は「何箇所かミスしました」と言うが、そんなことはなんら問題ではない。
芸に対する、稽古に対する姿勢がとてもいいことが、ミスなんか吹き飛ばした。
 しっかりした落語観を持つようになるだろう。
 また若々しさの溢れた高座は好感が持てた。

 三十一(みそひと)[転失気]。
 今期から会長になり、挨拶振りも上手になった。
 客席のご婦人連を爆笑させた快感は忘れられないだろう。
 病み付きになってもらいたい。
 
 屏風(びょうぶ)[三方一両損]。
 聞いて面白いからといって、簡単に演れるものではないことを、演者自身に
充分に知ってもらいたい。
 次回[荻生徂徠]を演りたいと言う。理由は「良い噺だから」と。
 そこなんだ。あたしが心配するのは。
 落語は台詞を暗記するより、状況、感情を掴むことが重要。

 早千(はやち)[伽羅の下駄]。
 香道に執心の彼女らしく、それらから発する工夫が溢れていたのには感心した。

 永久(とわ)[救いの腕]。
 あたしの創作したこの噺。
 姉妹が主人公なので、既成の落語にはない構成となるので、演りにくかった
ことだろう。人情噺でもあるのでなおさらだ。
 しかし、立派にこなした。口演回数を重ねてくれると嬉しい。

 和歌女(わかめ)[おはぎ大好き]。
 前回の発表会は[猫の茶碗]だったが、参加できなくなり、今回が初高座。
 あたしが熊本県の民話から創作したこの噺。現在、この噺の演者は彼女と
あたしだけ。

 百人(ももと)[死神]。
 現代史を語るような高座はこのメンバーでは百人独自のもの。
 この先も大いに語ってもらおう。

 貴女(あなた)[鶴]。
 今日の初高座は合格。声もいいし、姿勢もいい。

 軽太(かるた)[道具屋]。
 落ち着けば一人前なんだが、今日はとりわけそれがない。
 婚約者が聞きに来ているからかなぁ、、、(笑)
 終演後の懇親会で「連をやめます」と言う。
 理由は「結婚をするから」と。
 落語の稽古は結婚生活に弊害を起こすのかなぁ、と小さなショック。

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