今日は何の日小咄 2月11日 「干支供養の日」

07年2月11日 今日は何の日小咄「干支供養の日」

# この日は、干支置物などを製作している陶磁器メーカーの中外陶園が制定した
 「干支供養の日」。
  立春の直後で、十と一を組み合わせると「土」になるのはこの日。厄を払って
  くれた干支置物に感謝し、元の土に還す日でもある。

$ 八公「そのカンシってなんです? エトじゃぁないんですか?」
  隠居「そうとも言われているが、正しく言うにはこの説明は難しくてな。干支(えと)
    (かんし)は、十干と十二支を組み合わせたもので、これを一年、一年に当て
    はめるんだ」
  八公「ジッカンとは?」
  隠居「甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)戊(ぼ)己(き)庚(こう)辛(しん)
    壬(じん)葵(き)」
  八公「ジュウニシは?」
  隠居「寅(とら)卯(う)辰(たつ)巳(み)午(うま)未(ひつじ)申(さる)酉(とり)
    戌(いぬ)亥(い)子(ね)丑(うし)」
  八公「ああ、聞いたことありますね。カンシってぇのは平成の今日でも生きて
    んだ」
  隠居「高校野球で有名な甲子園ができたのは1924年。この年はカンシでいうと、
    甲子(きのえね・かっし)。そこでコウシエンと言われるようになった」
  八公「そうなんですか」
  隠居「戊辰戦争というのをきいたことあるだろう?」
  八公「官軍が徳川軍を破って明治維新になったという戦争」
  隠居「そうだ。1868年を戊辰(つちのえたつ・ぼしん)といったので、戊辰戦争だ」
  八公「なるほど」
  隠居「丙午(ひのえうま・へいご)生まれの女は気性が激しく、夫を尻に敷き、
    夫の命を縮めるとまで言われる」
  八公「火事で有名な八百屋お七は丙午の生まれだと言われていた」
  隠居「丙午は干・支ともに火の性である。火の性が重なることから、この年は
    火災が多いともいわれている。だから、この年の出生率はひくくなる傾向が
    あるんだ」
  八公「還暦ってぇのを耳にしますが?」
  隠居「10と12の最小公倍数は60なので、干支は60年で一周することになる。
    数え年の61歳で生まれた年の干支に戻るので、〈暦が還った〉という
    意味で〈還暦〉という。赤いチャンチャンコを着せてもらう祝いがある」
  隠居「人生わずか五十年と言われた昔だ。六十の子供に戻るなんて
    たいしたものだ」
  八公「ライオンはもっとすごいさ」
  隠居「ライオンが?」
  八公「百十(百獣)の王になる」

 ここで「謎掛け」いかがです
       〈十二支〉              と掛けて
       〈昨日の雨でできた大きな水溜り〉と解く
                           その心は《魚は一匹もいません》

この記事へのコメント

てとぱぱ
2007年02月24日 05:35
>「魚は一匹も居ません」
ところが、夕べの水たまりに竜が出て参りました。
「左甚五郎が上野のお寺に掘ったアレの話は聞いたことがあるけど、あっちは確か不忍池だよなあ。水たまりとは、お前さんも随分スケールの小さな竜だね」
「いやあ、暖冬とはいえ、冬場なもんすから… 今んところは、せがれのコタツの受け持ちなんですよ」
圓窓
2007年02月24日 23:11
てとぱぱさんへ。

>> ところが、夕べの水たまりに竜が出て参りました。
「左甚五郎が上野のお寺に掘ったアレの話は聞いたことがあるけど、あっちは確か不忍池だよなあ。水たまりとは、お前さんも随分スケールの小さな竜だね」
「いやあ、暖冬とはいえ、冬場なもんすから… 今んところは、せがれのコタツの受け持ちなんですよ」

 可愛らしいですね、、、。     圓窓

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