圓窓の年月日輪

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zoom RSS 寄席 2016・8・1(月)国立演芸場、晴れ、夕立、73キロ

<<   作成日時 : 2016/08/03 14:43   >>

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 国立演芸場の

 上席、1,2,7,8,9の五日間の出演。あと五日間は窓輝。

 昼12時、拙宅を出る。
 最寄の有楽町線の千川駅から乗車して一本、麹町駅下車して
国立演芸場へ向おうという寸法。
 
 地上へ出てみると、なんと夕立ち。もちろん、傘なし。
 雲気に雨は清涼剤になるという気分で、あえて雨中歩行。
 あたしの服装は貰い立てのシャツで申し訳なさもある。しかも、
今日、着たばかりのものだったが、まさか、上半身裸体姿にもなれず、
ビルの軒伝いに麹町を突っ切って、目的地へ急ぐ。
 
 ふと頭に浮かんだのは、江戸の狂歌師、紫檀郎楼古木の詠んだ
夕立の作品。小生の[羅宇の仲人]という創作に挿入しているのだが…。

 古木「雨が降り始めたのが、日本橋であった…。ほんのこぶ小降りで
    あったが、さやちょう鞘町ではどしゃぶ土砂降り。
     土砂降りでは面白くないな。かたな刀のさや鞘で、ぬ抜けるほど降る…。
     出来たッ。出来たぞッ。梅ッ。出来たぞッ。
    〔振り出しの日本橋から雨にあい 抜けるほど降る鞘町の角〕
     これは面白いぞ。雨のおかげだ。雨に濡れたおかげだ。雨に唄えばだ。
    Just walking in the rain. ハックション!」
 女房「風邪をしきますよ、あなた」

 そうだ、あたしも負けずに狂歌をと、思案。
 古木の作品は双六を引っ張り出しての夕立ちの歌。
 あたしも、〔振り出しの麹町から〕と頭に浮かんだが、すぐ気が付いた。
日本橋だから双六になるので、麹町ではその色が出ない。
 ま、いいや。他に手立てもないから、このままいこう。
 〔振り出しの麹町から傘もなく〕…。つまんないなぁ…。
 ここで、古木に対抗する意欲もなくなり、狂歌は雨の中へ投げ出した。

 そのまま、鼻の頭から流れ落ちる雨垂れを振るい落として楽屋入り。
 [枯木屋]を口演。
 高座を下りて、洋服に着替えながら、ふと、思い着いたのが、
 
 〔振り出しの麹町から傘もなく 高座上がりてやっと乾きぬ〕
 上の句も下の句も双六になぞらえたので、少しは自己満足して、
帰りの麹町駅に足を早めた。

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